外人まで洗脳する関西文化

2010年8月18日

 オバタラ・セグンドの ツアーで数日間横浜を留守にしておりました。と言っても1日目は東京だったので普通に自宅に戻り,2日目(13日)からの名古屋・京都・京都で3泊し,翌 日別のライブが六本木であったので京都から直行し,17日の未明にようやく帰宅。今回はクルマ移動だったのですがドラムの平川氏と運転を交替しながらだったのでずいぶん楽ちんな行程でした。
  唯一キツかったのは16日に京都から六本木(17時入り)へ向かう際,渋滞が心配だったので平川氏と相談し朝7時にお宿を出発した事。前夜さすがに潰れるまでは飲みませんでしたがそれでも午前2時くらいまでは打ち上がっていたため,殆どお酒を飲まずに打ち上げを早退した平川氏に翌朝の運転を殆どお任せしま した。蓋を開けてみると渋滞はほとんど無かったため15時には六本木に着いてしまいましたが,おかげで搬入の前にネットカフェでたっぷり仮眠できましたし,同日朝10時に京都を出た中路氏は東京に着いたのが何と23時頃だったらしいので早起きしたのは強ち間違いではなかった,どころかむしろ大正解だったようです。ともかく早起きに付き合ってくれた平川氏に感謝。

 ツアーは4日ともたくさんのお客さんに来て頂き大変盛り上がりました。前にも書きましたがこのバンドのライブではいつも「継続すること」の大切さをひしひしと感じさせられます。まれに見る不況のせいでジャズのライブはどこも客席が寂しいという話を皆口々にしますが,一方ネットなどの普及のおかげでエンドユーザーはどんなコアな趣味でも欲しい情報にたどり着けるわけで,良いものを発信し続けてさえいれば見る目のあるお客さんは少しずつでも必ず増え続 けていってくれるのだ,と。実際この恒例夏ツアーだけを見てもお客さんは年ごとに普通に増えていってくれてるわけで,これは突き詰めてみると偏に中路さんの情熱の賜物なのだと改めて感じ入りました。自分も11月にはバンマスとして「」のツアーに出かける訳ですが,「不況だから」のような事はいったん脇に置いておいて,来てくださる方にともかく良いもの/楽しいものを見てもらう事だけを考えようと心に決めた,そんなオバタラ・ツアーでした。



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 さて京都と言えば九条ネギ。今回のツアーでもお世話になった京都RAGの近所にラーメン屋さんがあるのですが,そこの一押しメニューは背脂を浮かせた醤油ラーメンに細切りにした九条ネギを山のように盛った「九条ネギラーメン」 なんです。京都での2日目にそのラーメンが食べたくなって一人で暖簾をくぐったのですが,応対してくれたかわいい女性店員さんから「すみません本日九条ネギラーメン終わっちゃったんです」と残念な宣告が。仕方がないので普通の醤油ラーメンを注文し啜っていると,程なくイラン人っぽい外国人男性が入店して私のとなりのカウンターに腰掛けました。さっきの女性店員がすぐにオーダーを取りに来たのですが,驚いた事にこの外人がめちゃめちゃ流暢な日本語を使うのです。

 イラン人「えーと,どれにしようかなー」


 ↑本当にイラン国籍の人かどうかは判りませんがとりあえず「イラン人」。しかし「えーと」などの間投詞まで自然に聞こえるほどの完璧な日本語です。思わず隣で聞き耳を立ててしまいました。

 イラン人「じゃあね,この『九条ネギラーメン』」
 女性店員「あっ,九条ネギラーメン今日終わっちゃったんです」
 イラン人「えーっそうなの?」
 女性店員「そうなんです,すみません」
 イラン人「じゃあ八条ネギラーメン!
 女性店員「…そういうのもないんです」


 …関西だからっていちいちボケんなイラン人! ラーメンの汁吹いちまっただろ!



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