大阪での特別な2ライブ

2012年7月20日

 さて前回のMeditationでもお知らせしましたが,今日(20日)/明日(21日)と大阪で個人的2daysのライブがあります。20日は大阪在住のシンガー/ピアニスト,奥本めぐみ女史のセッション「West meets East」。




 めぐみ女史との初顔は意外な事に東京でのオバタラ・セグンドのライブでした。中路さんは以前にもオバセグのライブに突然ゲストの女性ヴァイオリニストを連れてきた事があり,いざセッションしてみてこの方のプレイのあまりの格好良さ(表現が平易で申し訳ないですが,本当に超絶にカッコ良かったんです)に仰天した憶えがあります。仮にもラテンジャズ界の片隅に居ながらSAYAKAさんを存じ上げなかった私が偏に不勉強だったに過ぎないのですが,まぁそのような前科(笑)のある中路さんが再びオバタラのライブにわざわざ大阪からゲストを連れてくると聞き及び「これはまた超絶な人を連れてくるに違いない」と密かに楽しみにしていたものです。ただし,そのゲストがヴォーカリストであるというのが多少意外ではあったのですが。
 で,ライブ当日。グランドピアノの横にいつもは設置されないNordのエレピが置かれ「あれ,今日は志宏君の隠し芸があるのか」と思っていたら,なんとめぐみ女史はばんばん鍵盤を弾きながらばんばん歌う人だったのです。ソウル丸出しのヴォーカルや志宏君とのバトルでも一歩も引かないピアノもさることながら,この方の作曲/カヴァー選曲のセンスは凄い! 女史はオフィシャルサイトに「シンガーソングライター」とは書かれておられないのですが,個人的には彼女のオリジナル曲に私は経絡秘孔突かれまくりでした(以来私は心の中で女史の事を密かに「ラオウ」と呼んでいます)。
 女史はこの一晩の邂逅で私の事を「ジャズ屋の皮を被った16系ベース」と見抜いてしまったらしく,終演後「何かまたご一緒できたらいいですねー」という話をしてはいたのですが,ほんの1ヶ月後にすぐさま大阪でのブッキングを取り付けてくれました。それが今日20日のセッションという訳です。凄い行動力! さすがラオ(略)

 今回のセッションに当たっては女史が色々と選曲をして下さって音源も送って頂いたのですが, ここで新たに聴いたオリジナル曲がまた素晴らしく,カヴァー選曲もあまりにツボすぎてもはやこの音源集は資料というよりも私のクルマ通勤時のヘビロテBGMとして酷使されております。女史は関西では当然有名人と思われますのでいまさら大阪の皆さんに「奥本さんが素晴らしい! 聴きに来て!」とのたまうのは釈迦に説法もいいところかもしれませんが,初めて関西圏ミュージシャンのセッションに乗り込む私が女史の音楽に新たな一石を投じる事が出来るよう,私もガチで臨む覚悟です。…いやいつだってガチですよ。ガチですけど,実際今回は単発のセッションとしてはちょっと特別な気分です。何せ「West meets East」ですからね。Eastの看板を一人背負ってWest3人の牙城に攻め込む訳ですよ。ボコられたらおめおめ東京に帰って来れません。マジで。

 大阪の皆さん,是非聴きに来て下さい。敢えて。


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 そして21日は毎年恒例のJ&Oツアー最終日となるビルボード大阪でのライブ。毎年恒例,といっても今回の大阪だけはちと特別です。なんとドラマーがバンマスでアレンジャーなのにドラムレスなんです。いや実はクローズなお仕事ではJ&Oのコンサートをドラムレスでやったこともあるのですが,今回のような公開コンサートでは(少なくとも私は)初めてです。

 そして今回のこのドラムレス編成を,私は実は密かに楽しみにしていたのです。いやもちろん立飛さんがいれば鉄板なのですが,その立飛さんがグルーヴを絶賛するピアニスト森丘ヒロキの凄さをこの日のお客さんには存分に思い知って頂ける事でしょう。自然体でありながら圧倒的な奥行きを持つJ&Oのお二人がドラムレス編成にどう絡むのか,期待は膨らむばかりです。
 この特別なライブを関西以外の方にお見せできないのが残念ですが(でも泊まりがけでも聴く価値ありますよ),東京近郊の方にはキム・カリョン (vo.) さんのトリオで私と森丘君のドラムレスでの演奏をお聴かせできるのでぜひお勧めしたいです。もちろん私のリーダーユニット「AmaKha」でも殆どのライブで彼のプレイを堪能できます(ドラムレスではないですが)。



 20日/21日,いずれも凄いライブになりそうです。大阪で皆さんのお越しをお待ちしております。各ライブの詳細はそれぞれのフライヤーをクリック,または「Schedule」のページまで!


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