8月 1

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 もう3日後に迫ってしまっていますが,次回の「AmaKha」ライブは8/4 (Sun.) ,調布GINZにてお昼14:00から始まる「アフタヌーンライブ」です! 首都圏でのライブは実に3ヶ月ぶりであり私達も気合いが入っています。さらに今回,奥山勝さん・岩瀬立飛さんという泣く子も黙るトップミュージシャンを迎える事になっておりこちらも非常に楽しみです。実はレコ発ライブの2週間後,千葉県旭市のライブハウスにこのメンバーで出演したのですが,後日奥山さんが「異様な盛り上がりだった」と言ったくらいの大興奮のライブでした。8/4はあの時の盛り上がりを再現すべく,久々の東京のライブで最高のパフォーマンスをお店したいです! 皆さん,暑気払いに昼からビール飲みに来てくださいネ!


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 さて今日から8月ですが,やぢまゆうぢの7月はホント過酷でした。実は6月末に軽い風邪をひいてしまい,それはすぐに治ったのですが咳喘息のような症状が残ってしまい,耳鼻咽喉科→内科→呼吸器科と病院をハシゴしながらの7月上旬だったんです。最後に紹介して頂いた呼吸器科の先生がとても良い先生で最初からここに行っておけば良かったのですが,その後すぐオバタラツアー第1陣が始まってしまいなかなか体をゆっくり休める暇がありませんでした。オバタラは各地で満員の盛況でありまずは大成功の第1陣でしたが,私は各打ち上げをほぼキャンセル,出席した日もアルコールを完全シャットアウトしなければなりませんでした。下の写真は4日目の打ち上げで生まれた神コントですが,両名ともシラフです(笑)

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「あなた、ゲバラってな〜に?」
「ゲバラ焼肉のタレだよ」
「チェ!その程度かっ!」
脚本 平川象士

 戻り日は昼過ぎに帰宅してそのまま機材車で出発→六本木でライブ。翌日は渋谷で丸一日レッスン,そしてその翌日から三科女史と共に再び関西へ向かい奥本めぐみさんと合流して夕方から深夜までリハ,そしてその翌日と翌々日がAmaKha・めぐみさん・クワイアThe Mustard Seedsによるコラボライブでした。めぐみさんを始め関西のミュージシャン・クワイアの皆さんのファンキーな事(音楽・人間共に 笑)! もう本当に3日間笑いっぱなしの関西ツアーでした。

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皆さん,お世話になりました! ありがとうございました。

 そして帰京する頃にはISSEI NORO INSPIRITSのライブまであと3日と迫って来ていました。今回渡されていたセットリストは19曲,INSPIRITSとしても過去最多の曲数です。全曲暗譜する為に今回も約1ヶ月前から少しずつ練習をしていたのですが,最も重要な直近2週間をほぼ旅先で過ごしていたのでなかなか効率的な練習が望めず,このゴスペルライブが終わってからの追い込みと言ったらパなかったです(笑)。実際,本番前日のリハの段階ではまだ幾つか構成がうろ覚えの箇所もあったのですが,帰宅してそのリハの音源をもう一度聴き直し,寝る前にもう1セット弾き直してようやく憶え切る事が出来ました。…と思っていたのですが,当日のアンコール3曲目でついに何かの糸が切れてしまったのか,最後の最後でとんでもない接触事故を起こしてしまったのは他ならぬこの私です(泣)。皆様大変失礼致しました。でも2年越しのワンマンライブ,まさに天下一武道会の趣で本当に楽しかったです!

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やぢまゆうぢ4弦ベースデビュー戦。
頼まれてもいないのに沢山MCしてすみませんでした(笑)

 INSPIRITSが終わってホッとする間もなく翌日は水戸で遠藤律子トリオ,更にその翌日は川口でココナツカップスのコンサート。この2公演の間はもう帰宅する時間もなく外泊し,川口の翌日29日になってようやく丸1日休みが取れました。普段の私だとこういう時に一気に気が緩んで体調を激崩ししたりするんですが,今回はもう7月の頭から既に病人だったためこれ以上悪くなる事もありませんでした(笑)。でもINSPIRITSのリハ〜本番の朝辺りが熱なども出てかなりヤバかったのは今だから出来る話です。


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 さて8月は4日のAmaKhaまでは少し楽できる予定なんですが,AmaKhaの翌日からすぐにオバタラツアー第2陣が始まる事になっており過酷さでは7月とそう変わらない予定です(笑)。しかし幸い咳喘息もようやく収束の兆候を見せており,抗生物質からも解放されているので2陣ではやっと打ち上げでお酒が飲めるかもしれません。その他順延されたJ&O名古屋公演や某音楽番組の収録なども控えており,9月半ばくらいまでは忙しくも楽しい夏が続きそうです。


7月 29
更新情報(7/29)
icon1 yajima | icon2 News | icon4 07 29th, 2013|

 ●「Basses」更新しました。


 Meditaionも更新したかったのですが,今日はもう無理。寝ます…


 

7月 18

 さあ,今週末20日・21日はいよいよAmaKhaで関西遠征してきます! 奥本めぐみ (vo./pn.) 女史のご尽力で始まったミュージシャンの東西交流,ちょうど1年前の大阪での「East meets West」(あれ順番逆だったか),1ヶ月前の自由が丘での「奥本めぐみfeat.やぢまゆうぢtrio」に引き続き,第3弾は奥本女史とAmaKhaに加え関西の精鋭ミュージシャン達,そして20日の大阪は女史率いるクワイヤ「The Mustard Seeds」の皆さんも交えガッツリとコラボしたゴスペルライブをお届けします!

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 今回はただめぐみさんとAmaKhaが対バンで順番に演奏するだけでは無く,三科女史とめぐみさんのDuo,めぐみさんバンドへの私の参加,そしてMustard SeedsのみなさんにAmaKha曲を歌って頂くなど真の意味でのジョイントライブになるよう企画を進めてきました。先月,鈴木直人 (gt.) 君と岩瀬立飛 (drs.) さんに参加して頂いたの東京でのめぐみさんセッションがおかげさまで大好評でして,三科女史が一曲飛び入りで歌った事もあり「ぜひ同じようなジョイントを関東でも!」というお声を頂いております。今回のイベントが成功した暁には是非東京でもやりたいと思っておりますので,まずはこちらの大阪/六甲でのライブ,関西の皆さんはもちろん関東や関西以西の方々も是非見にいらしてくださいね! お待ちしています!



6月 3
更新情報(6/3)
icon1 yajima | icon2 News | icon4 06 3rd, 2013|

 ●「Meditation」更新しました。
 ●「Works」更新しました。


6月 3
新局面
icon1 yajima | icon2 Meditation | icon4 06 3rd, 2013|

 私にとって一世一代の(とか言いながら,今まで何度かこの言葉を使ったような気がしますスミマセン)AmaKhaレコ発ライブが終わり20日も経ってしまいましたが,もう一度改めて御礼を。モーション・ブルー・ヨコハマへの多数のご来場,本当にありがとうございました。
 更にメンバーやお店のスタッフ,お客さんに40歳の誕生日を祝って頂き感激しました。MCで話した通り三科女史には事前に「いやサプライズとかホントやんなくていいから」と言っておいたのですが(だって照れちゃうし),あんなに温かく祝って頂いて嬉しくない筈がありません。殊にお店のプロジェクターの粋な計らいにはヤられました。…ま,毎年誕生日にレコ発やろうかな(嘘)

 しかし「『一世一代』が毎回」というのは強ち冗談でもなく,マネージャーやスタッフのいないAmaKhaにとってはこの規模のライブを企画するのはホント大変で,詳細は省くものの様々な面で成功に結びつくかどうか本番直前までギリギリの戦いがつづくわけです。多くの方々のご協力のおかげで今回も無事成功裏に終える事が出来ましたが,そこまで辿り着くまでの様々な労力を考えると個人レベルでのこの規模のライブはホントに年に1回が限度かなー,とも思えます。

 レコ発後しばらくそんな事を考えていたのですが,ある日ミュージシャンのA氏とクルマで一緒に移動する機会があり,A氏も年に1度はソロ名義のライブを300人規模のライブハウスでやっているので,営業または業務スタッフがいるのかどうか尋ねたところ「いやいや殆ど自分一人ですよ」とのお返事。もちろんAさんはキャリアも知名度も私達よりずっと上ですし集客も十分可能なのでしょうが,「それでも毎年命がけでやってます(笑)」とのお話でした。そこへ行けば私達の場合規模も100人程度ですし,バンド名義なので三科女史と二人で協力できますし,Aさんに比べたらまだまだ頑張れる程度の大変さなのかもしれません。しかしあまりに集客を含めた営業面にミュージシャン自身が気を遣い過ぎていると,肝心の音楽的な内容が固まらないまま当日を迎えてしまう可能性もあるわけで,実際我々のレコ発までの毎日もこのバランスを睨みながらの日々でした。それでも大きなステージで沢山のミュージシャンを迎え,普段出来ない音楽を沢山演奏するのは本当に得難い楽しい機会で,Aさんも「それがあるからこそまたやろうという気持ちになる」と仰っていました。もうその規模のコンサートを10年続けておられるというAさんを見倣って,私達も今回のような大規模なライブを今後も定期的に続けたいなと思っています。特にゴスペルはやっぱりクワイアあってのゴスペルですし,十分な広さと行き届いたPAシステムを併せ持つモーションブルーのような会場でそれが毎回叶うなら,少々(少々じゃないですけど 笑)の苦労も厭っている場合ではありません。そしてやるからには,来て下さった皆さん全員に楽しんで頂けるような内容を目指さなければ,と思っています。

 さて,そのAmaKhaの次回のライブは何と初遠征となる関西でのライブ2daysです! 詳しくはこのフライヤーかScheduleのページを見て頂きたいのですが,去年オバタラ・セグンドとのコラボで知り合ったヴォーカリスト/ピアニストの奥本めぐみ女史のご協力で,めぐみさんやめぐみさん率いるクワイアとのコラボレーション・ライブが実現しました。それに先立ち今月末29日,めぐみさんに東京に来てもらい自由が丘マルディグラで私とめぐみさんの双頭セッションを行ないます! メンバーは私達二人の他,岩瀬立飛 (drs.) さんに鈴木直人 (gt.) 君という真の実力者に来て頂く事になっています。特に直人君にはいずれ必ず自分のプロジェクトで弾いてもらいたい,と予々(かねがね)思っていたのですが,今回やっと実現する事が出来て本当に楽しみです。オバタラでの超絶プレイと素晴らしいオリジナル曲で東京でのファンも増えつつある奥本女史ですが,今回のこのセッションでその魅力を更に知らしめて帰阪して頂きたい,と思っております。私個人としても最近色々な考えから単発セッションの企画を控えておりましたが,ようやくその機が来たと奮い立っているところであります。まずは皆様,6/29のご予定を是非空けておいて下さいネ!

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5月 31
As a leader
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AmaKha(アマーカ) —

 AmaKhaはゴスペル・ヴォーカリスト,三科かをり女史と新たに結成したゴスペル・オリエンテッド・ユニットです。結成は2010年ですが,準備期間が長かったため初ライブは翌2011年の3月20日でした。この初ライブの9日前に東日本大震災があり,ライブの開催自体が危ぶまれるなど様々なドラマがありましたが,誰もが困難を抱えているであろう中,当日の客席は満席となり,改めて音楽の力・ゴスペルの力に私達自身が勇気づけられた出発点でした。
 固定メンバーは私と三科女史のみであり,他のパートはライブ毎に様々なミュージシャンにお願いしていますが,現在ではピアノを森丘ヒロキ君や奥山勝さん,ドラムを加納樹麻君や岩瀬立飛さんにお願いする事が多いです。また横浜Thumbs Upモーション・ブルー・ヨコハマなど広めの会場ではオルガン,ギター,クワイア等を加え8〜9人の大編成でライブを行なっています。
 そもそも三科女史とは2002年にヤマハ関連のゴスペルの仕事で知り合ったのが最初の出会いでした。以後しばらくの間は女史と仕事をする機会はほぼ年1回のこの仕事のみだったのですが,このヤマハの仕事は私がゴスペルを好きになるきっかけを作ってくれた非常に重要な機会でもありました。その後2007年くらいから女史と仕事をする機会も増え,音楽の話をする事も多くなり,彼女がやっていたバンドも活動休止中だという話を聞いて「それなら,貴女の好きなゴスペルのユニットを新しく立ち上げてみようよ」と私から誘ったのがAmaKha誕生の経緯です。ちなみにamakhaとはズールー語で「香り」の意だそうで,要は女史が二人のユニットに自分の名前を付けたというだけの事です(笑)
 女史が高橋ゲタ夫さんのバンド「クリスタル・ジャズ・ラティーノ」のヴォーカリストに抜擢され,AmaKhaの活動も徐々に広がって行くにつれ「ヴォーカリスト・三科かをり」の名も世に浸透しつつあると思いますが,もしゴスペル好きの方で女史の歌を聴いた事がないという方は是非1度AmaKhaのライブを聴きに来てください。強ち手前味噌ではなく,女史は日本人で海外のゴスペル・ヴォーカリストに伍する事のできる数少ない一人だと思います。
 私個人にとってのAmaKhaは初めて自分で主宰する純ヴォーカル・ユニットであり,自分が作編曲を全て担う初めてのグループでもあります。その分「」に無い大変さもありますが,何と言っても大学生の頃から歌ものにハマり始めた自分にとってヴォーカルの実力者とバンドを立ち上げるのは長年の念願だったので,2011年以降,私はAmaKhaのお陰で極めて幸せな音楽人生を送れていると言えます。

アルバムタイトル 思い出/使用楽器

1st Mini Album
“Future Gold”
AMK Records
(2013年)

 AmaKha結成当初から,当然の事ながら「いずれはCD作りたいよね」という話は出てはいたのですが,正直なところ最初の2年間は大小のライブを回すだけで私も三科女史も精一杯でした。しかし2013年1月,初めてモーション・ブルー・ヨコハマでのライブを4ヶ月後の平日にブックするにあたって「こりゃなにか大きなタイトルをライブに付けないと」「そうするとやっぱレコ発だよねぇ」という話になり,ようやく具体的にレコーディングへ向かって動き出した…というのがこのミニアルバム誕生の経緯です。最初から制作期間に限りがあったためレコード会社に助力を求めるのは難しく,今回は自主レーベルでのリリースという選択肢しかありませんでした。それでも出来るだけクォリティの高い作品にしたいという願いがあり,大高清美 (org.) さん,田中”TAK”拓也 (gt.) さん,野呂一生 (gt.) さん,Ashton Moore (vo.) さんに1曲ずつゲスト参加して頂くという自主にあるまじき贅沢な構成を取っています。
 内容はミニアルバムという事もあり,ようやく増えつつある私達のレパートリーの中から断腸の思いで4曲を厳選しました。うち2曲はゴスペル曲のオリジナル・アレンジ,残りの2曲はオリジナル曲です。どの曲でも女史のハイパー・ヴォーカルが堪能できますが,殊にオリジナル曲「いつも近くに」のヴォーカルは初めて聴く人なら誰でも圧倒される事請け合いです。書いた曲が売れる条件に「誰でもカラオケで歌えること」というのがあるらしいですが,その基準で行くとほぼ女史にしか歌えないであろうこの曲はとても売れそうにないということになります(笑)。しかし作曲者はきっとこの新しい表現が決して難解な自己満足で終わることなく,たくさんの人に等しく感動を与えられる筈,と信じています。そして森丘ヒロキ・加納樹麻両氏の鉄壁のリズムセクション,センス溢れるTAK氏のギター・アレンジ,Ashtonの黒人ならではの巧みなソロと芳醇なコーラス,スウィングする清美さんのオルガン,そして感動を巻き起こす野呂さんのソロ…。ゴスペルやフュージョン,歌もの/インスト,洋/邦に拘らず,こんなに心を込められて作られたミニアルバムはそうないはず,と自信を持って言えます。

使用機材:
YAMAHA TRB6PII Modified (all songs)
Elrick Classic 6 (only bass solo on #2)
G_2 Systems R.D.I.(all songs)

 

Piano Trio 宴(うたげ) —

♪「宴(うたげ)」は林正樹 (pn.) ,やぢまゆうぢ (bs.) ,岩瀬立飛 (drs.) によるピアノトリオで,私にとっては音楽生活の軸と言ってもいい極めて重要なバンドです。92年からの知己であった岩瀬氏とはかねがね「何か面白いバンドやりたいね」と話し合いいろいろなセッションを重ねていたのですが,2000年のある日「そういえば林君ってピアノがいるんだけど」「あ,オレも知ってる」という話が浮上,銀座のとあるお店で初めてセッションしたのが最狂最強ピアニスト林正樹との初顔合わせであり「宴」誕生の瞬間でした。その後準備期間を経て2001年より演奏活動を開始,以後年間20回という高頻度でライブを重ねているジャンルレス・ボーダーレスなピアノトリオです。3人とも曲を書くため楽曲はほとんどオリジナルで,たまにスタンダードを演奏する時も普通に演奏することはまずありません(笑)。ライブではしばしばゲストをお迎えすることもあり,過去には柏木広樹 (cello) さん,赤木りえ (fl.) さん,越田太郎丸 (gt.) さん,佐藤芳明 (accordion) さん,中西俊博 (vln.) さん,つづらのあつし (sax.) さんといった錚々たる方々が来て下さいました。2012年3月現在3枚のCDがリリースされています。公式サイトでは3人のオリジナル曲が試聴できますのでぜひ聴いてみて下さい。

アルバムタイトル ジャケット 他の購入手段 使用ベース
1st Album
「宴(うたげ)」
VME ,2002年)
YAMAHA TRB-Custom
(Freted & Fretless)
EBS Taurus
2nd Album
「あめつちほしそら」
キャスネット ,2003年)
YAMAHA TRB-Custom
Presonus BlueTube
3rd Album
「Tappy」
KICK’UP,2006年)

YAMAHA TRB-6PII (MP)
Presonus BlueTube

 

 


5月 8
更新情報(5/8)
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 ●「Meditation」更新しました。



5月 8
ヨコハマと私
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 この仕事をやっているとお互いに初めての方としょっちゅう会うわけで(しかもそのままライブ本番とか日常茶飯事),その時によく訊かれるのが「ご実家はどこ?」という質問です(私もよく訊きますが)。私の両親は広島に住んでいるので私も年末年始は広島に帰っていますが,では私の実家は広島なのかと言うとそうではありません。では両親が広島の出身なのかというとそういうわけでもなく父も母も山口県の出身です。ではプロファイルに「大阪府生まれ」と書いてあるので大阪が私の実家なのかというとそういうわけでもなく,たまたま私が生まれたとき父が勤めていたのが東京の会社の大阪支店だったというだけの事です。しかも大阪に住んでいたのはたった4年で,以降は家を出るまで奈良→東京(国分寺)→東京(杉並)と移り住んできました。要は生まれた時から父の転勤に伴って会社の社宅を転々と移り住んできたので,私には実家とか生家というものが存在しないんです。でもまぁ今では広島が私の実家みたいなもんですし,長く住んでいた奈良や西荻窪も私にとって懐かしい地ですし,「帰る場所の無い人」的な悲壮感は今のところ私にはありません(笑)。

 親許を離れたあとは横浜市港北区で一人暮らしを始め,以後市内で3回引越しを重ね15年間も横浜市民をやってきました。故あって一年前に藤沢市に転居しましたが,実際にプロ活動を始めてからの自分はずっと神奈川県民だったわけで,殊に横浜は私にとって慣れ親しんだ街であり,今でも近所ですから殊更懐かしくはないですが本当に色々な思い出の詰まっている街である事だけは確かです。

 ちなみに何故最初の一人暮らしに横浜を選んだのかというと,通っていた(=辞めた)大学の近所に住みたかったからです。在学中の私は音楽サークルにどっぷり浸かっていたので,学校の部室や練習室で朝から晩まで練習していたわけです。学生でなくなってもOBとして出入りは出来ますから,学生や他のOBとセッションするためにはキャンパスのある横浜市港北区が便利だったのです。

 一方,横浜のみならず日本を代表するジャズ・ライブハウス,モーション・ブルー・ヨコハマの開業は今から11年前の2002年だったそうです。実はこれ,たった今web上でリサーチしてきた情報なのですが(笑),私は実はもっと前からあったんじゃないかと勝手に思っていました(’96年くらいとか)。でもそれは,ひょっとしたら移転して広くなったブルーノート東京と勘違いしていたのかもしれません。ともかく私は移転前の狭かったブルーノートにも,移転後の広いブルーノートにも,そして横浜に新しく出来たモーション・ブルーにも何度も客として足を運びました。最初にブルーノート東京を訪れたのはおそらく1993年頃のミシェル・カミロ・トリオだったと思います。6弦ベースのパイオニア,アンソニー・ジャクソンの演奏を一度生で見たいと思ってサークルの友人と行ったのですが,CDよりも恐ろしいプレイをするアンソニーを見て顎が外れそうになった記憶があります。ブルーノート移転前というと私も学生でしたから当然お金もなかったですが,それでもアンソニー・ジャクソンが来日する度に何とか小遣いをやりくりして見に行ったのは懐かしい思い出です。

 初モーション・ブルーの時は確かニューヨーク・ヴォイセスの公演でした。新ブルーノートよりも一回り小さいステージにヤマハのフルコンサートピアノがもの凄く大きく見えたのが印象的で,メンバー4人のハーモニーはもちろんピアニスト(誰だったか思い出せませんが)のプレイが素晴らしく,ピアノのサウンドも最高だったのを覚えています。食事も勿論申し分なくチャージもブルーノートよりちょっとお得で,自分の家の近所にこのクラスのライブハウスが出来たのが実にラッキーと思えました。そして多分まだ「」を始めたばかりの頃だった私は,いつか自分のユニットでこんなお店に出演できればいいな,と率直に思ったものです。



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 あれからほぼ10年経ち,その間幸運にもモーション・ブルーをはじめSTBやビルボード,ブルーノート系列のお店にいろいろなユニットで出演する機会に恵まれましたが,遂にきたる5/10(金),初めて自分自身のユニットでモーション・ブルー・ヨコハマに出演します。「宴」ではなく(笑),2010年結成のゴスペル・ユニット「AmaKha」の方です。

 今まで様々な理由から「AmaKha」は都内よりも横浜中心でライブ活動を行ってきましたが,今思えば相方である三科かをり女史が横浜の出身であるというのも,一つの巡り合わせだったのかなぁと思います。そう考えると,私達の最初の目標だった「まず作品を一つ出す事」が達成された時に,次に置くべき目標が「モーション・ブルーに出演すること」となる事は必然であったと言えるのかもしれません。そして昨年,「AmaKha」の二人は仕事以外の事でモーション・ブルーさんに大変お世話になる機会があり,その事がきっかけで今回のAmaKhaでの出演をお願いする運びとなりました。5/10は私達にとって,重大な目標が2つも達成される大きな節目の日となったわけです。

 記念すべき初作品「Future Gold」が私達の自信作である事,そして野呂一生さんはじめ素晴らしいゲストの方々に参加して頂けた事は前回のここの更新で書いた通りです。この渾身のCDを先行発売するライブである事は勿論私達がプッシュしたい重要なファクターではあるのですが,それよりも何よりも,まずは私達の生の演奏を存分に楽しんで頂きたいと思っています。最近,ベース工房インナーウッドの木内社長が「最近の若者は音楽を志す奴でもYouTubeで見られるからと言ってブルーノートやSTBに行かないらしい,旨いものを喰いながら生の音を聴く事は金払ってでも経験しないと勿体ないのに…」と仰っていましたが私も同感です。空気を伝わるサウンド,その場で偶然現れるフレーズや音の会話,良いプレイヤーの生の演奏を聴く事は何にも換えられない贅沢だと私も信じています。そして,それが素晴らしい食事と空間を提供してくれる会場ならなおさらであろうと。



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 かつて私がペトルチアーニ・トリオやニューヨーク・ヴォイセスの生演奏で味わったような感動を,少しでも客席に届けられたらミュージシャンとしてどんなに幸せでしょう。今回のライブには,私にとってそんな隠れた目標もあるんです。皆様,5/10金曜日はモーション・ブルー・ヨコハマにてお待ちしております!(詳細はこちらをご覧下さい)




4月 22
更新情報(4/22)
icon1 yajima | icon2 News | icon4 04 22nd, 2013|

 ●「Basses」更新しました。
 (「more jpeg…」復活しました)



4月 13
更新情報(4/13)
icon1 yajima | icon2 News | icon4 04 13th, 2013|

 ●「Basses」更新しました。


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